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捻挫治療

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 躰道の怪我のなかで一番多いのが捻挫ではないかと思います。
そこで先ず捻挫をやってしまった時の心構えですが、捻挫を甘くみるな!これにつきます。殆どが、

【捻った】⇒【冷やした】⇒【湿布した】⇒【テーピングした】⇒【稽古した】⇒【やっぱまだ痛い】⇒【湿布した】

 この繰り返しをしている人が多いと思います。自分もその内の一人にでした。
結局、完全に治さぬままにテーピングに頼って稽古をし、怪我を再発させ悪化させる。…こらアカン!
 ではどうすればいいか?答えは簡単。正しい知識を身に付けること!!
よく、「捻挫をしたら湿布、湿布」と言ってシップを貼っている人がいます。湿布を使うのはそれしかない時(屋外でのケガで湿布しか冷やすものがない時)にしましょう。出来れば氷で冷やすのが望ましいです。湿布は自分での調節もできません。また温度も適当ではありません。あくまでも応急処置であって、治療の為のものではないのです。 もちろん応急処置で氷を使った方が治りは断然早いです。氷を使うと言ったら、アイシングです。

ここで、アイシングの目安を記します。
 
冷たくて痛い(普通の人はここでやめてしまいます)

暖かく感じる

ピリピリしびれる

感覚が無くなる

感覚が戻るまで少し休む

これで1サイクルです。
 
 先ず受傷したときにアイシングを数サイクル行います。これでどこを痛めているのか、どのくらいの痛みなのかを判断して下さい。酷いと自分で感じた場合は病院へ。まぁまぁ軽いなぁと感じた人は引き続きアイシングをしましょう(凍傷にならないように)。
 凍傷に関して注意点ですが、使う氷は必ず0度以上のものを使用します。と言うのも、冷蔵庫で作られる氷の温度は、ほとんど0度以下になっています。家の氷で冷やしてみるとえらい冷たいのでびっくりします。そんなもんで1サイクルしてると、必ず凍傷になります。もちろん感覚が無くなった後も冷やし続けると、凍傷になります。 また、その人の体質によって凍傷になりやすい人もいますので、 ちゃんと判断しましょう。