一 |
心を曇りの無い鏡のようにして、この世の全ての物の本当の姿を捕らえる事が出来ればどんな物にも惑わされることは無い。 |
一 |
態勢を整え乱れの無い心構えと身構えを一体化すれば侮られることは無い。 |
一 |
気力を満ち溢れさせて、魂を下腹部に込めれば何事にも恐れることは無い。 |
一 |
修行をするにあたって、人間の実際の行うべき一定して変わらない道を守れば間違いを起こすことは無い。 |
一 |
技を繰り出すにあたり、不意の出来事でも巧く処置が出来る様に、身体を自由自在に運ぶことが出来れば相手に押さえ止められる事
は無い。 |