第13回全国社会人躰道優勝大会 2003/9/23(火)

始めに

法形競技

実戦競技

終わりに


始めに

 今回初めてこの社会人大会に参加する事になり、一体どういった内容の試合なのか非常に興味があり、またレベルが高いと聞いていたので参加する事が出来てまずは良かったと思った。学生時代とは違い毎日のように稽古する事が出来ない状態で果たして何処までいけるだろうかと考えた試合でもあった。。

法形競技

 社会人大会は意外と小さい試合で全日のように規定の法形をしなくてもいい事が新鮮だった。とりあえず法形は運体を行った。結果は一回戦負けだった。最初ということもあり緊張したせいか、イマイチ納得のいく動きが出来なかった。どうも動きの硬さが取れないのが悔しく、一体何をやっているのだろうかと思った。
 さて、他の選手を見てみたのだが転体は確かに上手だがその他の法形を見た所、やはり試合の弊害が出ている気がする。何故かと言うと、前蹴りが全体的に下手で、黒帯にもかかわらず足が上がっておらす、まともな蹴りになっていないのが多数見受けられた。そしてどうも突き蹴りの技に威力を欠ける印象を受けた。これを改めないともっと酷くなっていくのは確実だろう。

実戦競技

 今回の実戦競技は一回戦からかなりレベルの高い試合で見ていて大変参考になった。実戦も一回戦負けに終わってしまったが今後の課題が明確になり、負けて良かったと思った。逆に変に勝ってしまっていたら自分の短所を見直す事はなかったと感じた。相手選手は自分と同じような感じだったので凄くやりずらかったのである。また、相手が攻めてきた時に、お互い止まってしまう事があり、この止まる瞬間に相手の中に入り込んで行き攻撃を仕掛ける事が出来るようにならなければならない事がハッキリした。今後の課題の一つになった。学生時代のようにただ単に飛燕突きだけでは勝てない事が明確になった試合でもあった。
 団体実戦は一回戦は何とか判定で一勝出来たが、二回戦の相手は個人戦で負けた相手で、今度こそと思ったのだが負けてしまった。やはりこれから勝ち上がっていくには新しい技術を身につける必要を改めて感じさせられてしまった。

終わりに

 今回初めて参加した社会人大会だが予想以上にレベルの高い試合で大変内容の濃いものだった。自分の欠点に気づく事が出来、本当に参加してよかったと思っている。次回までには己の欠点を克服して参加しようと誓った。

2004/01/25 (日) 21:15:54

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