平成17年度社会人大会 2005/9/14

初めに 実戦競技 法形競技 終わりに

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初めに
 社会人大会は当然の事ながら学校を卒業し、社会に出てからも躰道を続けている人達の試合なので、結構濃い内容の試合が見る事が出来るので、ある意味レベルの高い大会であるだろう。
 場所はいつもの東京武道館で、全日等では練習場所として使用される小武道場を舞台に展開されていく。
 少し前に豊中で試合をしたが、この試合の効果は今大会に果たして活きてくるだろう。


実戦競技
 先ず個人実戦から書いて行きたいと思う。
 少し前に豊中で試合をしたおかげで実戦慣れが出来ていたので、今回は余り緊張せずに戦えたと思う。
 因みに今回の実戦競技は初めての試みが成されていた。何時もなら実戦の審判は二人なのだが、何と三人制になっていた。
 理由は、今まで審判の判定について色々と問題があり、また位置的に見えなかったり誤審を防ぐ為にされたそうだ。今までこのHP上で数々の審判の文句を言ってきた自分にとっては、素直に良い事だと思えた(笑)。
 さてそれでは一回戦からだが、改めて自分の姿をビデオで見てみると姿勢が悪すぎる事がわかった。また相手の攻撃を躱して飛燕突きに入る時も着地が出来ていなかった。
 斜状蹴りにしても当たった状態が悪すぎるので原態復帰が出来ていなかった。これではそら審判も取らんなと思った。まぁそれでも一応一回戦は何とか勝てた。因みにこの一回戦の相手とは団実の決勝でもう一度当たる事になる。組み合わせの妙と言った所か…。
 二回戦の相手は昔から名を馳せた人物で相手としては充分だった。
 ビデオを見てみると、やはり自分の技は体勢が崩れた状態で出しているので、終わった後が隙だらけになっていた。そこを上手く合わせられ、技あり二本を取られて負けてしまった。
 一本目の技ありは旋状蹴りだった。こちらとしては相手が旋状を来ると何となくわかったのだが、足を取ってブン投げてやろうと欲心が起こって変に体が固まってしまい、結局技を食らってしまった。余計な事は考えずに動かなければいけないと思い知らされた。
 団体実戦だが、これは社会人独自の方法で、当日くじ引きをしてチームを決めるというものだった。
 全く知らない人とチームが組めるので中々面白みのあるやり方だ。
 予選については個人戦と同じ感じだった。決勝は運が良かったように思える。何故なら、先ず飛燕突きで技ありを取ったのだが、あれは完全な手打ちだったからだ。周りの人に聞くとタイミングがバッチリだったと聞かされたが、自分の中では有効程度だった。
 そしてその後は斜状蹴りで技ありを取ったのだが、これも姿勢が崩れていてどう見ても有効だと思うのだが、何故か技ありで勝ってしまった。
 本当に審判運が良かったのだと思う。今後はこの姿勢をしっかり稽古していかないと駄目だなと考えさせる試合だった。

法形競技
 前年度は男女混合で試合をしていたが、今回からは別々で試合をする事になった。また、新人、有級の部が新設されていて、社会人からの会員数がかなり増えたんだなぁと思った。この調子で今後も会員数が増えて行ってくれれば良いと思う。
 さて自分の試合についてだが、はっきり言って書く事はない。
 転体をしたのだが、基動線がずれて間違ってしまったからだ。
 技も今一つだし、体も硬い感じがした。それ以外は書く事がない。
 法形についてはもっともっと稽古に励む必要があるだろう。

終わりに
 今回は豊中としては今までで一番出場人数が多い大会だった。
 去年、一昨年から道場に通いだした方々も一緒に参加したからだ。
 その中で、見事新人の部で準優勝に輝いた人がいたのでこんなに嬉しい事はない。やはり同じ道場で一緒に稽古している仲間が表彰される事は良い事だ。
 一般においても女子個法で見事三位入賞者がでたので喜ばしい限りである。道場としては大成果を収めた結果になった。
 学生の時とは違い社会人になると練習時間が限られてくるので中々思うように事が運ばなかったりするが、それでも頑張って練習をして結果を残す事が出来たので、今回の結果に満足しないで、益々精進して欲しいと思った。
 頑張って下さい。

2005/12/01 (木)作成